メモ帳のような何か

永遠の初心者

入門Python3読んだ

感想

読み物として秀逸だと感じた。データベースを紹介している章やらはイマイチ中身が薄いと感じたし、本全体を通して後半になるほど丁寧だった解説も不親切なものになっていった印象がある。
原著のIntroducing Pythonが出版されたのが2014年で翻訳のこちらが出版されたのが2015年とはいえ、対応していないライブラリー等があり、Pthon3のはずが途中で2を使い出すのはなんだかなぁという感じ。
とはいえ、8章くらいまでは非常に参考になる上にわかりやすく読み物としても良いのでPythonに触ったことのない人にはおすすめできる。

プログラミング未経験者には?

残念ながら独自の用語(英語圏では一般用語かもしれない)の解説などさっぱりなので、何かしらの言語を1ヶ月くらい触っていないと読み進めていく上で苦痛になるかもしれない。そういう人はもっと薄くてわかりやすいものを探して勉強するしかないかもしれない。

結局

全体としてみるとまぁ分厚いだけ不要だと思える情報は多いし、ライブラリーなどの解説は薄すぎて結局自分で勉強することになる。後半は丸々不要かもしれない。まだ復習問題には手を出していないが、入門Python3をすすめるなら、解説されているソースコードを自分で写経せず、ページを戻りながらでも章末の復習問題だけを自分でやるのが良いかもしれない。読むだけでそれなりに勉強になるが、プログラミング未経験者は手を出してはいけないと僕は思います。いいな手を出すなよ!絶対出すなよ!!

入門 Python 3

入門 Python 3